算数は小学生にとって、欠かせない教科の一つ。小学校1年生の勉強はほぼ、算数と国語で成り立っています。算数が嫌い・苦手な子あるある。学年別に嫌いになってしまう原因を探りました。小学校低学年から勉強が嫌いになってしまっては先が思いやられます。
どこでどうやって嫌いになってしまったのか?理由と原因を調査。今回はそれを検証し、算数が嫌いにならない勉強方法を考えてみたいと思います。

男の子3人の子育て中
子供にどんな家庭学習がいいか、日々調査・検証中
実体験や子供に試させてみた勉強方法を紹介しています。
このブログで分かる事
- 学年が上がるにつれて完成される算数嫌いな理由
- 小学校低学年算数が嫌い・苦手あるある
- 算数が嫌い、勉強が嫌いな子供の原因を詳しく説明
- 克服方法と家庭での算数の取り組み方・勉強方法
- 算数が苦手な子供には予習を先にさせる
- やる気と自信を取り戻す
算数が苦手な子供あるある 学年ごとに上がる苦手意識
小学校1年生。今までの生活と一変。幼稚園や保育園の遊び中心の生活から急にランドセルを背負って小学校へ通います。新しくなったのはランドセルだけじゃない。生活も一変!!
勉強も始まります。しかし、2学期くらいからなんとなく変わる学校の勉強…。最初のうちは簡単すぎるくらい簡単な算数の授業も少しずつあれ?あれ?と苦手意識も芽生えてきます。
そのままにしていると、克服するのがとても大変になります。
早いうちに方向転換して、子供が前向きに勉強できる体制を整えることがおすすめです。
算数が苦手になるのは学年が上がるにつれて顕著になって行きます。算数苦手あるあるがどんどん深まります。苦手意識が生まれる原因、単元と共に学年別にまとめました。
小学1年生 算数苦手あるある レベル1(最大5段階)

キーワード=数字への理解と周りの友達
- 数字について深く考えてこなかった
- 数字に興味を持たなかった
- 学校の授業に集中力が持たず、聞き流してしまう
- 周りの子供の理解より、自分が遅いと感じる
学校は集団生活です。教室での授業は1年生にとって緊張するようです。自分より理解が早い友達を目の前にすると自信がなくなる子供も少なくありません。
授業もその子に応じて理解度は違いますが、中断してはくれません。1年生で習う足し算は位が小さいうちはあまり問題ありません。
位が大きくなる・繰り上がり・繰り下がり・引き算・ひっ算
学校のテストや授業で間違えると今度はそれから苦手意識が芽生えます。間違えもそのままにする。分かったか、分かっていないか自分でもよく分かっていないままどんどん新しい事が始まります。
小学1年生、まだまだ苦手意識や勉強に対するつまらなさはある。大っ嫌いになるほど算数も難しくないでしょう。ほんのり生まれた苦手意識が少しづつ色濃くなるのは2年生になってからです。
小学2年生 算数苦手あるある レベル2~3に跳ね上がる

キーワード=かけ算から続く危うい積み上げ
これからの明暗を分ける かけ算の登場!
単元が次々に新しくなる
かけ算の理解をきちんとしたことを前提で、次単位へと進む
時刻・ひっ算・長さの単位・数も大きな単位に
2年生になり、学校にも慣れました。しかし、まだまだ小学校の2年目。
かけ算は皆が一応、暗記するまで頑張ります。しかし、1年生の時にも算数の全てが分かったか分かっていないか微妙。よく間違える計算問題に加え、九九の暗記が入ってきます。かけ算の九九は暗記してしまえばいいのですが、暗記する重要性があまり分かっていません。
結果、さらに計算ミスが発生。テストも毎回少しづつ間違える問題が出てきます。積み上げの土台がしっかりしていないためなんとなく不安な算数だったのが、少しずつ嫌いに傾いて行きます。
1年生の時に芽生えた苦手意識は増大して行きます。
かけ算を理解して、次へ進みます。理解したつもり…。で進んでしまうと、次々に現れる新しい単元がそれに乗っかる感じで危うくなります。
宿題はあるものの、復習はあまりしていません。1年生後半から少しずつ芽生えた算数嫌い・苦手意識は加速し、レベルを上げています。2年生になって、何もせずに急にひっくり返るという事はまずありえません。
小学3年生 算数苦手あるある レベル3~マックス5に完成

キーワード=毎日忙しい、宿題さえやっておけば大丈夫!だって算数好きじゃない
3年生は積み上げの大切さに加えて、習う算数の単元バリエーションが豊富になる
- かけ算、割り算、あまりのある割り算、
- 大きな数、小数
- 時間と時刻、円、三角形、グラフ
結果、苦手な単元が過ぎて行ってしまうと終わりになってしまう
段々と学校生活にも慣れてきます。学校生活が慣れたことで習い事が始まるのも3年生頃です。友達との交流も盛んになり、放課後の時間は友達か習い事かで埋まります。
宿題だけでなんとなく毎日を過ごすことが多くなるのもこの時期です。
ほとんどの子供がゲームを所持。公園で遊んでいたのが、家でゲームをすることの方が良くなるのもこの時期です。早い子供は反抗期を迎えます。
なんとなく自分が算数分かっているようないないような…。自分の事が分かってくるのもこの頃です。
単元のバリエーションの豊富さから”喉元過ぎれば熱さを忘れる…。”が危うい。躓きがあった単元も過ぎてしまえば忘れてしまいます。だから、余計にやりたくない。やらないから、出来ない。というのがこの頃です。
1,2年生となんとなくやり過ごしてきた算数。単元も豊富になった事で、さらにやり過ごすことが可能になります。単元が過ぎれば、次の単元に。
苦手な単元はテストであまりいい点数が取れません。しかし時々、得意な単元があったりして自分では何が得意で何が不得意かはあまり分かっていません。
それぐらい小学3年生にとって日々は忙しいのです。もうすでにこの頃には算数=嫌い。授業と宿題で充分。落としてきた単元がどれで、得意な単元がどれかも分かりません。
算数苦手の原因を作らないために 自信をつける勉強法

算数苦手をあるあるにしないために出来ること
家庭学習を学年×10分と決め、習慣化する
予習はモチベーションアップや、自信のアップにつながる
復習は学校の授業の定着、計算問題などの反復
算数がまだ嫌いになっていない子供の1年生のお母さん・お父さん・または入学前
2本の柱をきっちりと作ることをおすすめします
- 学校での復習を必ず家でする。
- 予習は出来る範囲で少しずつ進める
毎日の学校で新しい事の定着を図るのに家での復習は欠かせません。家庭学習の内容は復習がメイン。モチベーションや苦手を得意にするのは予習がおすすめです。
もうすでに算数苦手・嫌いになってしまっている子供には先取り学習
算数が嫌い・または嫌いになりかけている子供にはあえて、予習をお勧めします。
- 先取り学習=予習をするメリット
- 今まで分からなかった学校の授業が分かる
- 学校の授業が復習になる
- 理解の定着につながる
- 学校での分かった!!のメリット
- 今まで追われるように詰め込んでいた勉強が分かるようになる
- 授業で教えられる前に、知っている
- 周りの友達よりも出来ている=優越感が自信につながる
- 今まで分からなかった学校の授業が分かる
小学校低学年のうちについてしまった算数嫌い・苦手意識・算数嫌いあるある
その固定観念をぬぐうには家庭学習を予習に「切り替える」という勉強方法です。
子供に失いかけていた自信を取り戻すために家庭学習をさせる。
- 先取り学習=予習をすることで躓いていた単元が出てくる
- 復習をするべきところが分かる
家庭学習で予習をしていくごとに、つながりのある単元の躓きも現れてきます。過去の躓きがあるからここが分からないんだと、復習すべき箇所もきちんと現れてきます。
算数嫌いが復習から始めると、焦りが現実に変わってしまいます。
習ったはずのここもできていない、ここもできていない、ここも、ここも…。と間違えた箇所を直していっても心はまだ算数を嫌いなままです。逆に習ったはずの単元すら間違える。焦りに変わります。この勉強方法では嫌いが好きにはなりません。
- 予習を先にすることで、新しい学校での授業が分かるようになる
- 子供の勉強方法に必要なのは成功体験
- 自分は出来る。新しい事でも出来るという自信
- 出来るところと出来ないところが分かる=勉強するところが分かる
- 復習は単元ごとに理解できているかどうか判別してから行う
- 効率よく復習できる
自信が付くと自分から机に向かうことが出来ます。出来ることを重ねていくことで、嫌いがいつの間にか好きになるのです。
こちらは我が家が試した先取り学習教材です。算数に特化したタブレット学習方法。学校の授業に合わせて勉強する方法ではありません。子供の勉強方法が様々変化してきていると目からうろこの勉強方法でした。リス算数詳細はこちら
こちらは我が家の子供達の感想・口コミ記事です。
算数嫌いを好きに!!までに必要なのは習慣化

1、家庭学習を学年×10分こなす
2、算数嫌いにはまず、予習から始めて成功体験させる
この勉強方法で子供はみるみるうちに変化します。重要なのはなるべく早く方向転換して始めること!家庭学習の基礎や、勉強方法をたくさん調べていますが本当に大切なのは習慣化まで出来るようになることです。それには学年の小さなうちが始めやすいです。
新しい事を知る喜びを体験させて、自分から意欲的に取り組むことが出来ると子供は勝手に伸びようとします。
成功体験で予習が出来たとしても続けることがとても大変です。
家庭学習は毎日の積み重ねでたくさんの違いが出ます。親のまあいいか、がとても危ない。
時には休みたくなることも多々あります。休みの分をきっちりと取り返しまた、始める。継続が出来るよう見守ることがとても大切です。
親の負担が出来るだけ少なく、自発的に勉強させるには家庭学習のタブレット教材などを使うこともおすすめです。こちらは予習に適した無学年制。無学年制は予習も復習も自由にできます。
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我が家の3兄弟はこのリス算数タブレットで家庭学習がさらに加速しました。
低学年のうちに苦手意識を育てないように勉強に意欲的に取り組ませるためには、子供には予習・家庭学習の習慣化が必要だと思います。
我が家もまだまだ挑戦中です。
参考になると嬉しいです。
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