ママ友って必要? 嫌い、こわい、いらない、めんどくさい、などママ友といえば…と連想されるのは ネガティブな情報ばかり。
かといって、誰も話すママ友がいない、ママ友とは挨拶だけして、ワンオペ育児。自分の子供だけ見ていて爆発してしまいそう。ってこともありますよね。
最初から人と話すのが苦手で、ぼっちを決め込む。というのも最近では少なくありません。だけど、自分の子育てしか情報がなくて、子供は大丈夫?
私は子供が小さな時、ワンオペ育児に奮闘している時、これって合ってる?誰か教えてという事、何回もありました。
毎日毎日が戦争のようで。余裕のない自分にイライラ。初めての育児に戸惑ってしまうことも多々ありました。
ママ友トラブルは回避したいけど、ママ友は欲しいと言う方に参考になると嬉しいです。
ママ友が必要な理由
ママ友って必要?子育て中の人付き合い 知っておきたい大切なこと
子育て中の分からない事。自分の母に相談してみても…
えー、昔はそんなこと気にしなかったけど。
覚えていないなー。
子育ての常識も自分が育ってきた時代とは全く違っていることもあり…。
自分の母親に相談してもそんな事聞いたことない。覚えていない。と役に立たない事ばかりでした。
特に第1子の場合、自分も初めての子育てでワンオペ育児で。正解が分からないなか、子供の問題はすべてが突然にやってきます。
- 全然寝ない
- 泣き止まない
- 食べない
- いうことを聞かない
- 好き嫌いが多い
今はネットで検索したらなんでも出てくる時代です。心がけ程度なら検索すれば出てくるもので、よいのですが実際の子育ては子供が違えばみんな違う。
共感してくれる有難い友達 ママ友
そうだよね。大変だったね。大丈夫?
そんな、夫でさえ言ってくれないような優しい言葉をかけてくれるのも、いわば同じ境遇で頑張っているママ友ならでは…。ということもあります。
共感する話ができる。
いわば同志の様な、近所の気の置けないママ友の存在は有難い事もあります。
最初から、こじれるかもしれない。トラブルになるかもしれない。と心配して
せっかくのママ友を作るチャンスを逃し、孤独な育児の中に答えが見いだせずに大変な思いをしているママも多いかもしれません。
ママ友って必要か・必要じゃないか・・・もし、必要ならばどう付き合う?
これは、ママ友という新しい友達のジャンルを理解したうえで付き合うことが必要になってくると思います。
また、トラブルは日常でよく耳にしますがこじれるとお互いに大変になります。こじれても学校や幼稚園が同じ場合、何かにつけて会う環境ではとても大変になります。
今回は、挨拶をするだけの友達から発展するときに気を付けたいこと。
- トラブル回避のために
- そもそもどうしてトラブルになるか
原因を探ってみたいと思います。
ママ友トラブルになる前に
ママ友を作るまでに見ておきたいこと
1、まずは相手を知ること
子供とお母さんをセットで良く知ることが大切だと思います。
- どんな子育てをしているのか?
- どんな雰囲気の子供か?
- 兄弟は?姉妹は?
ガンガン聞くのではなくて、外側からの雰囲気で大丈夫です。
2、ゆっくり友達になっていくこと
初めに第1子を持った時に、不安からだと思いますがすぐに家へ招待したり、連絡先を交換したりしてしまいがちです。ゆっくり相手を見て、ゆっくり友達になっていくことの方が未来のトラブルを回避できます。
3、自分の子供との相性は?
友達になろうとする子供が強くて、いつも言いなりになっている。とか、乱暴すぎて泣かされている。とか、シンプルにうるさいなど自分の子供とママ友の子供の相性は後々大事です。
仲良くなりすぎてはっきり言えないことほど、悩むことはありません。
4、ママ友の子育てに対する考え方
- 軽い立ち話でも、どんなことに関心があるか?
- いつも機嫌がいい人なのか?
- 不満がある人なのか?
- 子供に対して優しいのか、厳しいのか、放任なのか、過保護なのか?
そうすると、自分の子育てとどこが違うのか、いいところ、見解が違うところが出てきます。
5、ママ自身のキャラクター、旦那さんとの関係
ママ自身が悪口、不満、愚痴、幼稚園や保育園などへの不満、またはこの世の中への不満、また旦那さんとの関係の不満など、常に持っている人へも注意が必要です。
このような人は人と比べることで自分を落ち着かせる傾向にあります。
とんでもないところから同じステージに上がってきて、嫉妬や悪口などを始めるという特技に近い習性があります。悪口の共感で成り立っている友達が常に周りにいますので目立ちますが、挨拶だけで大丈夫です。
6、距離感が合う人
ワンオペ育児がほとんどの家庭で、距離感が合うママ友というのも大事な要素の一つです。休みの日、幼稚園、保育園が終わった後、イベントへの参加など。どういった頻度で会ったり遊んだりしたい人なのか。時々、親戚なの?というくらい家族ぐるみで休みの日もつるんでいる方達もいますが、それも頻度と感覚が合えばが前提になります。
- 自分の学生時代の時の様に、親友と呼べるママ友が欲しいのか
- 適度な距離感で付き合うママ友が欲しいのか
- グループでワイワイといつも遊んでいるママ友グループに入りたいのか
自分と感覚が合う方、または違いを認めてお付き合いできる方か?
または自分が参加権と拒否権をしっかり持って付き合えるか。の見極めが必要になります。
ママ友付き合い 最初が肝心と焦りすぎない
私の失敗
第1子の時です。
幼稚園に入るのに備えて、ママ友を作らなければと焦っていたのかもしれません。
近所に住むママ友と自分から連絡先を交換して、公園にも一緒に行ったり、支援センターにも待ち合わせて行ったり・・・。
そのうち少し大きくなると、自分の子供とママ友の子供の相性があまり良くない事に気が付きました。その子と遊ぶと家に帰ってから子供が疲れたような感じで、甘えてくるようになりました。
子育て中の予定は毎日決まった時間に公園に行くことも多く、生活圏が一緒だとよく顔を合わせます。
だんだんと仲良くなれば良かったのですが。そのうち、毎日連絡が来るようになって。
たまには一人でゆっくりしたいときも、子供と二人で出かけたいときも。
今日はどうする?と連絡が入ると憂鬱で。
今、思い返せばとても自分勝手なのは私の方なのです。
自分にとってちょうどいい距離感を測ってくれる方などいません。
それを期待することはただのわがままです。
自分がどういったスタンスでママ友と付き合うかを考え、決めてから、仲良くなるかどうするかを決めたとしても全く問題ないのです。
自分から誘って仲良くしておいて、
あとから憂鬱になるのは、自分のママ友との付き合い方を決めていない。
相手や子供をしっかりと見極めていなかったからなのです。
なんとなく子供の友達とママ友というのが欲しかった…。
という自分の焦りが原因だったと思います。
自分の子育てはすべての基準ではない
また、相手の子育てについては相手に求められているのでなければとやかく言うことではありません。たとえ、厳しくしすぎているとか、甘やかしすぎているとか思っても口に出すことはタブーです。その方はその方なりに子育てしている。
自分の価値観がすべての人と同じわけでもない。と最初から認識していることは大切なことだと思います。
ママ友付き合い 子供が何かあった時に
しかし、仲良くなりすぎて、相手の子供が危険な事をしても注意出来ない。
というのは本末転倒です。
たとえば、一緒に公園で遊んでいるときにママ友の子供が木を振り回している。その時に、子供に注意出来ないなら ママ友など始めから作らないほうがいいと思います。
私は友達の子供であっても、もちろん自分の子供であっても「いけない事はいけない!!!」と必ず言うようにしています。
それは最初から、決めています。
本当に重大な事故になってしまってからでは遅いのです。子供の事は本当に予測がつかない。
後で後悔することになっては意味がありません。
その部分はどう思われても構わない。自分の子供はもちろん、遊んでいるママ友の子供を守るためにも、それだけは最初から決めています。
ママ友は子育て中の同僚、同志の様なものです。
もし、そのママ友の子供が振り回した木の棒が自分の子供の目に当たって失明してしまった時も何も言えないでしょうか?
そのような最悪の事態を想定せずに、ただ注意出来ないのなら最初から自分の子供だけと遊んだほうが無難です。
子育てはいかに自分の子供を育てるかで、ママ友の子供を育てたりママ友と仲良く思い出を作るためにあるのではありません。
いけないことはママ友の子供であっても、自分の子供であってもいけないとはっきり言えないようなら、付き合うことはやめたほうがいいと思います。
危ないなーと思っても言えないとか、乱暴だなっと思っても言えない…。などは結局後々、自分のストレスになります。子供にもいい影響があるとは思えません。
また、反対にママ友の子供を怒ったことでママ友と険悪なムードになるようなら、付き合うことの先に様々なトラブルがある暗示です。
ママ友の機嫌を取り続けなければならない付き合いは、正常なママ友付き合いとは言えません。
早めに、距離を置きましょう。
ママ友と子育てを考える まとめ
子供は本当にすぐに大きくなってしまいます。子育て中は永遠とも思えるくらいの濃密な時間ですが、過ぎてしまうとあっという間。
あんなに大変で、眠れなくて、どうして泣いているか分からなくて・・・という新生児の時を思い出してみてください。永遠に続くと思われていた夜泣きも
おっぱいちぎれちゃうよと何度思ったか分からない授乳も
何回、オムツを変えたら終わるんだろうと思ったオムツも
熱が下がらなくて心配で眠れなかった夜も
いつのまにか超えてすくすくと大きくなっていく子供の一瞬一瞬を、しっかりと見つめて子育てをするときに本来大切なのは自分と子供だけです。
小さくてかわいい時代はあっという間に過ぎてしまいます。
小さな時はママも自分の時間が欲しくてたまらなかったのに、幼稚園を卒園し、小学校になったらいつの間にか子供は自分の友達と遊び、自由な時間もできてしまいます。
家族だけで過ごせる時間は本当に何年かの間だけです。
そのあとの子供は、反抗期を迎えうるせーしか言わなくなったり。
別に…だけしか言わなくなる時期がすぐそこに来てしまいます。
自分の子供との濃密な時間と、時々話せて元気の出る同志の様なママ友の存在。そのママ友になる方は自分の学生の時には知り合わなかった様な方かもしれません。
適度な距離感と節度を持ってお互いに親として付き合えるママ友。
トラブルとは無縁のお付き合いは
適度な距離感と、子育て中の同志であるという共通項を理解すること。
自分と子供が楽しめる子育てをするために
役に立つと嬉しいです。
子育て支援に相談するほどの事じゃないけど。
うちの子供だけ?こんな時、みんなどうしているんだろう?
など疑問に思うことが簡単に話ができる友達