この時期になると、どこでも勃発するのでしょうか PTA役員問題。
新学期になり学校が始まれば、最近ではネットニュースにも出てきます。
学校のPTA問題
毎年、保護者会・懇談会でそのあとのPTA役員選出憂鬱な方が多いのではないでしょうか?

とくに子供を
小学校に通わせるのが
初めてのお母さんに聞かれる事。
保護者会と
PTA役員についてです。
今回はこの問題の多い組織、PTAについてまとめました。
このブログを読んで分かること
- そもそもPTAって何?
- 問題の多い組織?
- 改良されずに、今の時代に合わない?
- PTAの役員がどんなものがあるか
- PTAの役員をもし引き受けるのならば
- 自分に向いている係・そうでない係
- どのタイミングで引き受けるのがよいか
- 1年間を通して続く係
- 年間予定をざっくり把握→できるか・できないか
- PTA・役員に対する自分の意見をもっておく
- 最初に注意すること
- 結局は仕事・くだらない人間関係でつまずかないよう
保護者会・懇談会の自己紹介、参加のポイントはこちらを参考に
小学校PTAってどんな組織?
日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)とは、各学校で組織された、保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体。児童・生徒は、PTA会員ではない。みな等しく活動の支援対象である[1]。任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のためのボランタリーな活動というのが本来のあり方である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とても難しく書いてありますが、
学校と社会が一体となって、子供の健やかな成長と、児童福祉の増進を図ることを目的としている。
子供の教育、環境の整備のために教師と保護者が一体となって協力する組織
これがPTAの活動目的です
よく話題に挙げられるのですが、結局子供が学校に所属している以上、何かしらの役員や係はついて回ってきます。
それではどんな役員があるでしょうか?
小学校PTAの主な仕事内容・役員の種類
活動計画案が配られるので、読んでみる
- みんなで協力してやるものか
- 一人でコツコツやるものか
- 日数を要するものなのか
- 1日拘束されるが1回引き受ければよいものかなど
ついつい、分からないと情報ツウのママ友に聞いてみたいところですがPTAの活動内容が大変か、そうでないかはその人によって違います。仕事の内容、拘束時間、仕事の頻度がそれぞれの仕事で違います。自分でしっかりと知っておくことが大切です。
各学校によって多少の違いはあれど、ほとんどの場合が
1.PTA本部役員・PTA会長・副会長・会計・書記
- PTA 総会運営・総務全般
- PTA連合会・青少年対策委員会
- 会計計算
2.学級をまとめる委員・学級委員・学年委員
- 学校と保護者をまとめるクラス代表
- 学校のイベント参加
- 本部役員次年度選考委員
3.通学路などの危険を守る 交通委員 町内ごとの安全委員
- 通学路のチェック
- 地元警察との連携
- 交通安全・旗振り・見守り
4.運動会の設置、その他イベント準備などを手伝う文化委員
- ベルマークなどの集計
- PTA相互の会員親睦会開催
- 運動会受付・事前準備
5.会報誌などを発行する広報委員
- 学校行事への参加
- 会報誌の制作・取材

個々の学校によって
多少の違いはありますが、
クラスごとの代表が
それぞれの委員会に所属します。
小学校PTAの問題点は?
親のボランティア精神に委ねるところが大いにあります。
結果、個々の価値観が出てくるために意見や拒否、不公平感が出てくるのです。

共働きだし、フルタイムで
とてもそんな役員引き受けられません
と押し通す方も居ます。

出来る方がやったらいいんじゃないの?
と、無責任な発言をする方も居ます。
今は共働き、ワンオペ育児が当たり前の時代。学校の係が兄弟分ともなると、それだけで大変です。
何年かに1度はしょうがないからと引き受けるのですが、そんな人ばかりではありません。
はっきり嫌です。といえば逃れられると思っている人も少なからず存在します。
これに対する不公平感もPTA役員の問題を大きくしていると思います。
PTAの制度自体の問題点
- 昔の制度をそのままにしている
- 専業主婦が主の時代の制度である。
- 平日に学校に集まり、会議をする。
- 皆が協力して地域で子育てをする風土に合った制度
- みんな一緒に親も成長しようという協力・ボランティア精神。
- 核家族、ワンオペ育児や、共働きには負担が多い。
- 改革をしようとすると反対にあう
- 1年間の任期のため、その間のみ頑張って終わらせる方がほとんど
- 制度が複雑で、誰も全体像を把握していない。
- 今までのやり方を変えるところまで到達しない。
- その制度で慣れているベテラン勢の反対にあう。
保護者としての責任を果たす
色々と問題がある制度ではないかなとは思います。ただ、給食費の未払いとかと同じようなものだと思います。あの人がやっていないからといって私もやりたくない。ずるい!とか不公平だ!とか言っても始まらないし、終わりません。
愚痴や不満ばかり言っている方も多いのですが、自分の子供のために学校に貢献するという気持ちだけで動くことがストレスにならないコツだと思います。


小学校PTA役員を引き受ける時には?実践編
さて、ここからは自分に置き換えて考えてみます。
自分の性格からどんな役員が向いているか、考えておく
ママ友付き合いも、PTAもそうですがママの性格による事がとてもあるように思います。
社交的な方か、ボッチが好きなのか、自分の性格をきちんと把握しておきましょう。
ほとんどの場合がそうですが、仕事自体というより他者との協力・コミュニケーションなどの関係性のためにとても苦労することが多いです。

人とのコミュニケーションの中で
やる係が向いているか
自分だけで
完結するものが
向いているか、
まずは自分の性格上、
楽な方法で
出来る係を引き受ける
自分の性格とママ友との協力関係でPTAの仕事は成り立っています。
自分の友達ではありません。ママ友との関係の秘訣はこちらを参考に

新しい自分に挑戦してみたい…とか、知らない私にあってみたいなどというポジティブ思考の方でなければ自分に合った係や、役員になった方がいいでしょう。
友達に誘われたとか、グループで引き受けたなどという
自分の決定権がないものは一度、しっかりと考えた方がいいと思います

それって注意!!
よくある
ママ友問題に発展しますよ
ノリでママ友と一緒に役員を引き受けてしまって、
ほとんど仕事を押し付けられてしまったなどという事はよくよく聞きます。
押し付けたほうはあまり罪悪感を感じておらず、仲良くてよかったーくらいに思うものです。

よくある
ママ友トラブル
結局私がやる羽目に…
ママ友ほど自分の価値観が通用しない世界はありません。
相手の出方を自分が期待する通り…だと思う事が間違っています。
後悔しないように、自分の意見・気持ちを最優先しましょう。
小学校PTA役員 ママ友トラブルに発展する方
ママ友トラブルとして、付き合い方の失敗からトラブルへと発展することが多いです。
役員を引き受ける理由がこんな方は要注意
- 一緒にやらない?って誘われたから
- 楽だって聞いたから
- 仲がいい人がやるって聞いたから
- 今のうちにやった方がいいらしいから
- 知っている人がみんなやるから
自分がこのタイプでも、ママ友がこのタイプでもトラブルに発展する種です。
ポイントは自分で決めない。・流されやすい・噂だけで決定している・自分の意見がない
というところです。
ママ友トラブルに発展しないようなポイントはこちらを参考に
大切なのは自分の子供との対話と自分の覚悟です。
たかが役員、されど役員。
ママ友と協力しながら、あーでもない、こーでもないとやる事もできます。
まさに、やり方は自分次第、受けるタイミングも自分次第です。
いろんな意見や、取り組み方の違いを知ることができます。
どういった方法で、どんな風にかは自分で考えながらできます。
小学校PTA役員を引き受けるタイミング
自分の予定や、仕事、家族の中に受験する子供や、まだ手のかかる子供がいるなどという状況・予定を把握して役員のバランスを考えます。
自分と子供、家族の予定をざっくりと把握し役員を引き受けてもいい1年か判断する
↓
時々、生まれたばかりの子供や小さな子供を抱えて役員を引き受けている方も居ますが自分の計画通りにはいきません。
子供が熱を出したり、ぐずったり。他の方に迷惑をかけます。無理をしてやる仕事ではありません。
子供の成長を共に楽しみ、貢献できる時にできるタイミングで
小学校PTA役員 くじ引きでもやりたくない
最近は、保護者会に欠席した人と出席した人の不公平さを無くすなどの観点から公平なくじ引きをして決めるという学校も少なくありません。
時々、ずっと不平不満をこぼしている方も居ますがくじ引きで当たってしまったからにはしょうがありません。
ずっと役員を引き受けたのが本意ではない人と役員を一緒にやる事は結構ストレスです
・・・だったら、最初からやるって言わなければよかったじゃん・・・って思っています。
知るかよっ…て本音です。
くじ引きでもなんでも、本意じゃないけどやらなくちゃいけない場合、覚悟も必要です。
文句言っても、解決しません。
覚悟をして自分の仕事を全うしましょう。
小学校PTA役員のメリット
最初は嫌々ながら参加したPTAで意外に新しい発見があったりという話もよく聞きます。
- 先生との距離が近くなる
- 普段の子供の様子を知ることが出来る
- 新しいママ友ができる
- 子供の共通の悩み事など解決法を教えてもらえる
- 近所の塾・病院の情報など知りたいことが早く聞ける
- 少し上の学年の保護者の方から、受験の話なども聞ける
- 皆をまとめて、積極的な性格になった
- パソコンなど新しいスキルが身についた
とメリットも聞かれるのは役員終了後です。

やってみると
達成感もあったよ
先生の大変さも分かるし
学校を身近に感じるよ
絶対大変だよ!やらなければよかった!というのはあまり聞いたことがありません。

小学校PTA役員を引き受けた感想・まとめ
私は今年、役員を引き受けました。
役員を引き受けると、必然的に他の保護者の方と話したり接点を持つ機会が増えます。
役員を引き受けて、思うのですが本当に色々な方がいます。
他の役員の方では
- すきあらば、楽をしようとする人
- 文句ばっかり言いながらやる人
- 役員でもないのに、役員の仕事を根掘り葉掘り聞いてきて文句を言う人
様々な人が周りにいます。かと思えば、
そつなくこなし
- 1年間だけだしね。知っているママ友ばかりでやりやすいよ
- ま、色んな人がいるしね、勉強になるよ。
- やる事やっちゃえばいいだけだからね。
と言う方も居ます。
愚痴や、不満を抱えながら1年間 嫌々やる事もできます。
また、一切の接点を持たずに自分の仕事のみ終わらせ完結することもできます。
子供がどこか組織に所属すれば必ず出てくる問題。新学期になるとどこからともなくやってきて、この話題はどこでもネタにされます。今年は学校が休校のおかげで、未だはっきり決まっているのが本部役員のみ。
または反対に休校にも拘わらず、役員決めだけは始めに開催され保護者会だけあった…なんてところもありました。
幼稚園や保育園からPTAの組織がしっかりあるところもあれば、役員といっても一人ひとつ何か係をというものまでさまざまです。
小学校に入ればPTAは必ずと言っていいほど、存在します。
子育ては子供を通して、今まで知り合いにならなかった人と知り合う。協力するような状況になることが良くあります。そのような時に自分はどうするか、あらかじめ考えておいたりタイミングを子育ての状況や兄弟の年齢からも考えておくと気持ちや心の準備ができます。
人に合わせるのではなく、自分と子供の状況を考えストレスのない子育てができるように。
参考になると嬉しいです。





コメント