小学校低学年の算数つまずく原因1位「位」をお菓子で克服!体験記

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小学校算数苦手1位の「位」をお菓子で克服!体験記 心に太陽を唇にユーモアを

小学校算数を小学生の内に完璧にしたい。
小学校算数の大切な単元「位」
なんだか怪しい三男は意外なところで克服。
母の思いつきから子供達はこんなチャレンジを2年ほどしています。

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小学校算数つまづく№1「位」

小学校算数低学年つまづき原因№1「位」
算数が嫌いな原因は?はこちら
分かる気がする。
数・数字の概念・マイナス・足し算・引き算・かけ算・割り算・小数点・分数
など算数の基本の数字・位
ここでのつまづきは後から学ぶ様々な単元に影響があり、その後の単元が「上手く積み上がらない」

「何がどのくらいの大きさ」は、身近な1000くらいまでは分かる。
だけど、億・兆・などの大きな数・または小数点になるとちょっと怪しい。
分数・割合・小数の計算 数や位は色んな単元の根っこにある。


全部書いて数字を計算するが、結局「位」を揃えられていなくて間違える。
全部書いて答えを出すのはほぼ「作業」
謎の達成感は、作業が終わったから。
当時、小2三男の算数の「位」の理解が「少し危うい」気がして心配だった。

位の克服「お菓子チャレンジ!」

同じ時期、子供達の返事が気になっていた。
返事がいつも「なんでもいい」
何か欲しいものは?
食べたいものは?
考えて答えを出さずに「流れで」他の人が決めたら「それでいいよ」ばかり。

「なんでもいいよばっかり!」
ある日、三人を前に怒った。

「もし、将来全然好きじゃない人から結婚しようって言われても、どっちでもいいよって答えるの?」
「そこに自分の感情はないの?」…えっ。そういう訳ではないと長男。
…まあ、質問がちょっと変だとは思うけど(笑)ポカーンとしないで下の2人も。

大げさかもしれない。だけど「人生は選択の連続だ」と思う。
どんな小さなことでも選択しながら生きて行くのに「なんでもいい」と片付ける。
小さな選択すらできない人に、大きな選択の正しい判断なんて出来ないと思う。
「他の人が決めた後で」と自分で選ばないから決まったものに感情が湧かない。
文句もないけど、考えも及ばない。
そんなんで大丈夫なの?と子供達の思考停止を心配した。

ということで、諸々ありあみだした「駄菓子屋で自分のお菓子を買う」作戦(急に)!!
詳しくは↑に
基本ルール「自分のお菓子を自分で買う!」(3人別々一人 1ヶ月¥1000税込)
このルールは始めた当初より段々と難易度を上げ今も続いている。

①期間限定 夏休みのお菓子を自分で選んで買う
詳細はこちら
②1カ月分のお菓子 一人1000円分をまとめて買う
消費税まで計算し必ず1000円以内
③20%引きの特売日 1000円分
お菓子屋さんが「一カ月に一度決まった日に全商品20%引き」の「特売日」ができた。
当然、その日に買い物をすることに。
④20%引きの特売日 制限時間30分 1500円に変更
時間制限を掛けないといつまでも迷うので、30分と決定。学年も上がって来たので1500円に。

しかし、悲報。昨今の物価高でこのお菓子屋さん キャッシュレスなら割引を…となった。
本物のお金を自分でやり取りしてこそと考えていたので、このお菓子屋さんは卒業。

➄お菓子問屋を見つける 少々遠いため3か月分3000円
箱で買うので一つの金額も高く、個数も多い

選択の難易度アップ&しかし、問屋さんで箱買いにテンションアップ
何かの集まりで使用するんですか?という量になるけど、現在こちらのルールで継続中。

お菓子を買うことのメリット

お菓子チャレンジメリット
✅計算が早くなった
✅買い物が上手になった
✅責任を持って買い物をするようになった
✅知らないものに挑戦するようになった


実際にお金を計算しながら支払うメリット
三男の位についての計算・割引の計算も回を重ねるごとに上達した。
最初はかなり時間のかかっていた計算。割引となるとまた更に時間がかかった。
やっと決まった商品をかごにレジに向かう。足りるか足りないかギリギリの選択や計算。
度胸だけはある三男(笑)
回を重ねると1000円以上になったらレジで「これをこれに替えます」と言う高度な技術も身に付けた。
実践訓練が効いたか、心配だった算数の位はこの辺りから克服した。
特に割引の概念がよく理解できるように。
また、きっちり計算しないと不安でレジまで行けなかったのが、およその値段を把握するようになった。
時には小さなメモ帳を持ち、時には暗算で。1000円以内ならおつりはほぼ5円以内になるように組み合わせ買い物ができるようになった。これは、RISU算数のタブレットで勉強するときに効果があった。
買い物や割引の問題の理解が早くなった。


自分の選択に責任を持つメリット
次男は「周りを見ながら最後に決める」というよく言えば優しい、悪く言えば優柔不断。
始めたばかりの時は、買い物をするのにかなり時間がかかった。
回を重ねるごとに決断も早くなり、選択も上手になった。買い物チャレンジを一番楽しんでいた。
自分で選んだお菓子がいつも、次男の帰りを待っていてくれる。
食べながら「本当にこれを選んでよかった」と満足していた。
お菓子チャレンジの日程いつにする?と一番張り切っている。
これは自分の選択が成功した体験から。
次もきっと自分の選択を満足いくものにできるという自信と経験につながったと思う。
商品をよく見て、新しいお菓子に挑戦したり、いろんな味を試したり。買い物自体を楽しむようになった。

社会で役立つ算数の基礎

この駄菓子屋さん作戦で約2年が経過。
現在、買い物テクニックの成長した小4・小5には2000円を渡し、八百屋さんで「好きな野菜を買ってきてチャレンジ」や「スーパーで卵・牛乳・ビーフシチューの素など必要なものを買い、おつりは好きなものを買ってきてもよしチャレンジ」などを開催している。もう、母はついて行かない。現場は二人だけ。
買い物が上手になってきたので、金額も自由度もハードルをすこしずつ上げている。

八百屋さんでは自分たちの好きなスナップエンドウ、特売のジャガイモ、また兄にはバナナなど「選択した理由」まできっちり説明してくれた。おつりは7円。二人で協力して色々選んだ経緯もあり、その日の夕食は二人が選んだ野菜で豪華なメニューになった。

また、スーパーチャレンジはまず必要なものを購入してレジに行ったよう。
レシートが2枚あったので理由を聞いた。
残りのおつりがいくらかで「何を買うか」決めたかったとの事。買い物も戦略的に上手になっている。

その夜は子供達の買ってきてくれたビーフシチューの素を使って夕食を作った。「これは少し高いんだけど、別のを見たら8皿分で、これは10皿分だったから」そう言って、普段私も買ったことのないビーフシチューの素を買ってきてくれた。知らなかった。そんなに違うんだね。ありがとう。ちゃんと吟味して買い物もできている。

生活にも必要な小学校算数。このチャレンジには興味を持っていろんな事に向かう。
選択をする材料の情報を集める。など、いろんな効果があるように思う。
算数のタブレット学習を始めて、算数の必要性は再認識している。
小学校算数って結局大人になっても必ず必要な知識で生活の中にある基礎。

今、子供の勉強にとても熱心な親が多い。時々びっくりすることがある。
「今は勉強だけやってればいい」「お手伝いはさせてない。疲れているだろうから。」
「塾の宿題が多いから学校の宿題はやりません」という宣言をした親がいたとも聞いた。

我が家はお手伝いは当たり前にして欲しい。
大人になって風呂の洗い方、布団の畳み方すら知らないのは困る。
勉強だけできて、周りと上手くコミュニケーション取れないのはもっと困る。
自分の考えで選択で人生を進めて欲しい。
社会に出たら、自分だけでは何もできない。
自分の考えを持ち、他の人と協力して何かをする素質も養っておきたい。
急に色々できるようにはならないから、小さなうちから経験させておきたいと思う。


成績だけ良かったらいい。自分が苦労してきたから、子供には苦労させたくない。
すごくよく分かる…けど。
いろんな考えがあるけれど、子供にコツや近道だけ教えるのもどうかな?と思う。
実際に世の中に出た時、勉強だけできても難しいと思う場面は多いから。
子供が自分で体験し、経験したことが積み上がっていく感覚が身に付く気がする。
どんな風に勉強したらいい成績になるか?はとても気になるかもしれない。
でも、実生活に算数がある。
子供にやらせてみると色々工夫して頑張る。
そんなことを感じた出来事です。参考になると嬉しいです。

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