2020年コロナウィルスの蔓延と共に様変わりした生活
初めての緊急事態宣言中の生活で感じたこと。
子供がいる身の生活は大きく毎日が変化しました
子育て中に
これほど子供と一緒に
濃厚な時間を過ごす事は、
今までにありませんでした。
今は2020年6月4日
自粛期間が明け店が段階的に営業を再開し
人が動き出している1週間目です
2020年 初めての緊急事態宣言
明日から緊急事態宣言解除の生活で
また社会が段階的に再開されます
子供を取り巻く環境も
様子を見ながらではありますが、再開します
なかなか経験することではないと願いたい
ですが先は分かりません
元の生活に戻る今感じている事は
今後の子育てにも役立つかもしれません
子供達と2020年3月初めから5月31日まで
じっくりと向き合った事を記録しておきたいと思います
子供は当時 春から新5年生・新1年生・幼稚園新年長・
3人の男の子です
コロナウィルス感染拡大 突然の休校宣言
2020年2月の最終週の木曜日の夜
ニュースで安倍首相が突然の会見
来週の月曜日より小学校の休校を要請されました
- 横浜に停泊していた大型クルーズ船のクラスター発生
- 対応が連日ニュースで報じられていた
- 未知のウィルスに対しての対応が皆分からないという混乱状況
まだまだ自分たちの生活に
これほど影響を及ぼすとはまだ感じていませんでした
2020年 3月2日 小学生は突然の休校になりました
幼稚園、保育園はその通りではないということで、小学生は学校休み
幼稚園は通園と少し変わった生活になりました。
幼稚園がやっていることもあり
人との接触も少し警戒感がありましたが
しかし、公園にはお友達がたくさんいましたし
人との会話は普通に行われていました。
小学生はまだこの時には事の重大さは分かっていません。
親ですら分かっていません
子供は突然の学校休校に少し寂しいと思う反面
春休み前倒しのような感覚で
少し楽になると考えていたと思いました。
- マスクが売っていない
- 街からマスクが消えるというニュースが連日流れていた
- 海外の反応=日本よりもシビアな警戒感
- イタリア、パリ、アメリカがロックダウンを次々に発令
- 日本は呑気だと海外から言われ始めたのもこの頃
2020年 夏 東京で開催予定の
オリンピックを控えて日本は大丈夫なのか?
幼稚園の通常保育は行われ、
遠足などの課外授業・保護者会・お別れ会などは中止となる
3月20日予定していた卒園式までは
マスク着用や参列の人の制限はあったものの
ギリギリのタイミングで出来ました
3月25日東京オリンピックの延期が決定されると
状況は一変しました。
一気に感染が近くに迫っている感が増しました
人との接触を避ける
子供を連れてどこかに行くことはなかなか厳しい状況となりました。
これ以降日に日に感染者は増加
子供との公園もこの頃から
人のいない夕方や早朝にランニングする程度となりました
4月に入り感染者の増加・全国でのクラスターの発生などさらに警戒感が増す中
2020年4月7日に緊急事態宣言 外出自粛要請が出る
緊急事態宣言中の子育て 休校中の小学生と過ごす
初めての外出自粛要請・緊急事態宣言
街から人が消えた
家に居る子供達に対して気を付けたこと
- 生活のリズムを崩さない
- 自主勉強の習慣をつける
- 運動させる
- 自由な時間を作る
- ゲームの使用時間・約束事を決める
- 自主的に行動することに口を出さない
- 休校は必ず明けると話しておく
- 学校の存在、友達の存在を忘れないようにする
- 目標を立てて、達成していくことの喜びを知る
リズムを崩さないために
学校が毎日ないとなると、生活のリズムが崩れやすくなります
子供の年齢にもよると思いますが、
夜更かしをしたり
朝の決まった時間に起きる必要がないと親の緊張感も途切れます
親の緊張感の途切れ まあいいや…が危ない
単調な生活をしっかりと繰り返す
- 決まった時間に起きる
- 決まった時間にご飯を食べる
- 毎日軽く運動をする
- 毎日勉強をする。
リズムが整うと自由な時間とのメリハリができた
分かってはいますが母親の自分も楽になりたいので
楽をすると途端に家じゅうのリズムが崩れました
子供は親の状況をよく見ています。
親が楽をしていれば、子供もすぐに楽をします。
親のつらいところではあります。
4月の緊急事態宣言が発令後は主人も在宅ワークとなりました。
ここでパパの出番です。
休みじゃない
家で仕事だ。
みんなも家で学校なんだよ。
主人の厳しさに助けられました。
家で仕事をする
食事や始業時間などある程度のリズムを合わせることが必要
私にとっては 主人の目があるので途中、
息苦しいと感じることもありましたが…。
また主人は、子供に対しても
毎日決まった時間に机に座り勉強を始める
ということを崩さなかったので
少し厳しすぎるかもしれない…と思うこともありました。
しかし、そのおかげで
午前中には皆が進んで勉強や仕事を始めるという雰囲気になっていました。
緊急事態宣言中の子育て ゲームと勉強
休校が始まった当初、ルールを決めなかったので
午前中に勉強を少ししたらゲームをしていい?と聞かれるようになりました。
最初あまり考えておらず、勉強したらその後はいいよとゲームをさせていました。
しかし、午前中にゲームの時間を一人で使ってしまうと
幼稚園チームは帰宅後 できなくなってしまいます
次第に、小学生はずるい
と幼稚園チームから苦情が来るようになりました
うちでのルールは 1日45分間
ゲームの設定をそうしており
親だけが解除できるようになっています
- ゲームの自動設定で45分過ぎれば自動で切れる
- 親だけが解除できる
- 45分間の間は、iPadのゲーム、YouTube動画を見てもOK.
- 45分が過ぎたら、一斉にすべて終了。
ゲームについては各家庭 色んなルール・方針があります。
うちは最初は30分→60分→45分と試してみて、
この45分間というルールに落ち着いています。
休校中でもこのルールにのっとり
ゲームの時間は45分を守り続けました
途中から学校のリズムをきちんと守りながら生活するには
午前中のゲーム使用は禁止することにしました。
5.6時間目の授業が終わる時間を想定し
大体3時頃までは学校があると仮定して過ごすことにしました
自主学習
自主学習については、3月、4月は学校からもあまり指示がありませんでした。
前学年のおさらいを中心にしました。
うちではベネッセのチャレンジタッチをしているので
その中のカリキュラムをしながらと、
学校で配られているドリルをもう一度やってみることにしました。
休校中の勉強
- 子供学習ドリル
- ベネッセ チャレンジタッチ
- NHK For School
- 学校のプリント おさらい
新しいドリルを買って学習しようと思いましたが
ネットも全て売り切れでした。
いよいよ外出もできない。
毎日家族全員が家で過ごす毎日になりました。
休校とはどんなことか?子供と話す
学校が休校になること
- 休校は学校に行けないだけ・休みではない
- どんなに長くなっても学校は再開する
- 学校再開から差が付く 過ごし方の違い
- 何も考えずに過ごしている人
- 自分で考えながら過ごしている人
「自分はどうしたいか、考えて生活するようにしなさい。」
特に長男(小5)に対し、
毎日指示したものをこなさせることの方が大変だと思いました。
毎日、喧嘩しながらとか、強制的にということをしたくなかったからです。
自分で決めたことなら継続できそうなのと、
出来なければ修正して工夫してすることができるかなと考えました。
家の中でのルールを決める
喧嘩の種になる「うるさい!!」に対してルールを決める
限られたスペースの中で皆で過ごさなければならない
家族が好き勝手に過ごしていては何かと喧嘩になります。
下の兄弟が横で遊んでいる声が気になり、
兄が勉強に集中できないとイライラしたり
当たるようなことが多くなってきました。
幼稚園年長、年中チームには
午前中=話をしなくてもできる遊びを考えてするようにと話す
- 勉強
- 読書
- レゴ
- 絵を描く事など
今は何をする時間か…というのを大体決めて
一日の流れを作っていきました。
小学生の兄には友達と時々連絡を取らせる
友達と会わない日々が続くと、学校も忘れがちになります。
くだらない話でも友達と話せば溜まるストレスにも有効
友達の生活はどんな風かラインで会話をさせていました。
くだらない話ばかりしているように思いましたが、
意外にも友達が割と勉強していたとかで
電話を切った後 焦って勉強することもありました。
緊急事態宣言中の子育て 母のメンタル維持
休校が始まった当初
「せっかくだから、楽しもう」と考えていた
- 日々続く家事
- 勉強の心配・見守り
- 子供の健康管理
実際は
日常の家事をこなし、子供の面倒を見る、家族がずっと一緒にいる
当たり前のことがとても大変でした
当たり前の事かもしれませんが、
自分の機嫌を
常に平常に保てるように。
無理をしない生活
を心がけました。
私の子育て・人生のモットー
「心に太陽を唇にユーモアを」
心の健康が保てなくなると些細なことで爆発しがちです
爆発しがちな母親を持つほど自粛期間がきつい事はないでしょう
家族にとっても私の機嫌は大事なもの
日々、自分のコンディションと相談して生活を送るよう心掛けました。
気を付けたこと
- 自分にとにかく優しくする
- 無理をしない
- 疲れたら寝る
簡単ですが=非常に大切なこと
外出自粛中の楽しみを見つける
気分転換になったもの
1,ブログで毎日の記録をする
子供たちが午前中に勉強している間に
自分も仕事の様に毎日更新を続けました
学校や幼稚園、習い事が無くなると、
日々の曜日感覚もなくなっていきます。
何曜日か、何日か関係ない毎日の中で何かを続ける
ということは
”生きている記録を残す”ようなものだと思いました。
自分が何を思って、何を考えていたか書き出すことは
意外にもストレス解消にとても役立ちました
自粛期間という珍しい毎日でしたので
更新に悩むこともありませんでした。
2,映画鑑賞
日常がほぼルーティーン
アクションやコメディなど
のめりこめるような映画はスカッとしました。
3,お菓子つくり
豆腐ドーナツや、ケーキなど
ホットケーキミックスで簡単にできるような
おやつ作りは家族からも好評
昼食後にお菓子を作り始めるのですが、
すぐに夕ご飯の準備の時間となってしまい
一日中何かを作っている羽目になりました
4,筋トレ
どうしても日常の動きが制限されるので、
夜になっても体力があったり体が重いような感じがします。
youtubeなどの筋トレ動画を見て一緒に筋トレを始めました。
日に日に何回かはできるようになり
次第に夜の寝る前の慣例となっていきました
自粛期間という特別な期間を
何もせずにただ家事をこなし過ごすか
どう過ごすか考えて毎日を送るかは
親にとっても意味のある事でした
この自粛期間が
今後どのように生活に影響を及ぼすかまだ分かりません
子供達にとっても親の私達にとっても
家族という単体だけでこのように長い期間を過ごすことは
今までなかったので日々試行錯誤しながらの毎日でした。
家族がいい意味で刺激しあい、
毎日怒らずに、泣かせずに過ごせたことは良かったことだと思います。
自分だけの子育てでは、
もっと子供も私もだらしなくなっていただろうと思います。
緊急事態宣言解除 自粛期間が終わって気が付くこと
学校も2時間だけですが始まり
来週からは毎日次の週からは給食も再開します。
長く長く明けないように思われた自粛期間も
再開し始めると急に過去の事のようです。
しかし、自粛期間は人々の価値観が変わるきっかけに
なったように思います。
私は、自分に対する厳しさを
もう少し持たなければならないと反省しました。
何が起こるか予想もつかないようなことが起きる連続で、
子育てをすることは子供をどう守るか、
限られた制限の中でいかに工夫して子育てをするかは
これからも起きる事態に柔軟に対応し、
何とかやらなければならない親への試練でもありました。
子供の前向きさや、変化を楽しみ挑戦をし続ける様子に
こちらが勉強させられているかのような毎日でした。
この毎日の子育てはこれから、結果が出てくるかなと思っています。
久しぶりに会う友達には嬉しそうにしている子供達ですが、
疲れや対人関係の面倒などは
これから向き合わなければならない課題として出てきそうです。
一つ終わるとまた、一つ始まる子育ての記録です。
参考になると嬉しいです。